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塗り絵本紹介│【春夏秋冬 和のぬり絵ブック】

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先月、こちらの塗り絵本を購入しました。

 

春夏秋冬 和のぬり絵ブック

春夏秋冬 和のぬり絵ブック

  • 作者:石村 和代
  • 発売日: 2016/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

どの書店に行っても必ず塗り絵コーナーに足を運ぶのですが、この塗り絵本は多くの書店で取り扱っていました。

和模様が印象的なこちらの塗り絵本、上記の他に2シリーズあります。

 

和の花暦と花もよう ぬり絵ブック

和の花暦と花もよう ぬり絵ブック

  • 作者:石村 和代
  • 発売日: 2018/12/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
四季の和柄と花景色 ぬり絵ブック

四季の和柄と花景色 ぬり絵ブック

  • 作者:石村 和代
  • 発売日: 2019/12/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 この3冊のうち、どの塗り絵本にしようか非常に悩み、決められないなら出版日が古いものから買ってみようと思い、『春夏秋冬 和のぬり絵ブック』にしました。

 

実際に着色してみたので、完成作品と感想を紹介したいと思います。

 

 

完成作品

早速、見開きページを1つ塗ってみました。

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▲見開き

 

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▲左ページ

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▲右ページ

 

色数は絞ったのですが、彩度の高い色を中心に使ったので、鮮やかな仕上がりになりました。

なので、あえて背景は着色しませんでした。

黒背景だったらもっと映えるかも・・・?

 

この塗り絵本の決め手

深く考えずに着色出来る線画の塗り絵が欲しかった

これまでに私が手にしてきた塗り絵本は、風景・雑貨・キャラクターものが大半で、着色する際に色や濃淡を考えながら塗ることが多く、塗り絵にリラックス効果を求めているにも関わらず、交感神経がバリバリ働いていると感じていました。

元々塗り絵に求めていたリラックス効果が得られるよう、深く考えずに色を置いていけるような塗り絵本を手元に1冊置いておきたくて購入に至りました。

 

和柄を塗ってみたかった

先日紹介した配色本『日本の美しい色と言葉』を眺めていると、これらの配色で和柄を塗ってみたいなと思い始めてきたのです。

 

▼関連記事はこちら

coloriage38.hatenadiary.jp

 

塗り絵本の印象

春夏秋冬の四季感は強すぎない

塗り絵本のタイトルの通り、春夏秋冬それぞれの季節を表現した線画になっていますが、それほど四季感の縛りが強くない印象です。

春の線画に菊が登場したり、秋の線画に桜が登場したり・・・。

桜を秋色に染めたり冬色に染めたりという自由な塗り方を受け止めてくれそうです。

 

線の太さは比較的細い

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完成作品を一部拡大するとこんな感じです。

線画は細くて繊細なタッチで描かれています。

全体的に細かい線画なので、はみ出さずに塗るのは難しいかもしれません。

 

背景の余白は多め

白背景で仕上げるとしたら着色してからそれほどの時間を掛けなくても完成すると思います。

背景の色で線画の印象がガラリと変わりそうなので、最初に背景を着色して、線画を着色するのもアリかなと。

黒背景にしたら線画が映えそうだなと考えたりも。

とはいえ、背景どこだろう?と言わんばかりのごちゃごちゃとした線画があるのも事実。

そのページについてはいつか完成させてみたいと思っているので、完成したらpostします^^

 

SNSの投稿数は少なめ

2016年出版~2020年で第8刷なので、そこそこ出回っているとは思いますが、SNSへの投稿数は少なめです。

夫が『ばあちゃん塗り絵』と言うくらいなので、ターゲットはSNSを利用しない年齢層なのかなと思ったり。

 

気になる色鉛筆との相性

プリズマカラー ★★★★☆

上記で紹介した完成作品は、プリズマカラーを使用しています。

芯が柔らかくて濃い発色が特徴のプリズマカラーですが、思ったよりも色が乗らなかったと感じました。

良く言えば、程よく色が乗って、紙の目が目立たない。

もう少し色の主張が欲しかったなと思っています。

 

三菱鉛筆 uni NO.880 ★★☆☆☆

このページを塗り終えてから、購入したてほやほやのuni880を使用して塗ってみたのですが、残念ながら色乗りはイマイチでした。

 

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群青色や紫といった濃い色でガシガシ塗り込んでも、ここまでが限界です。

全体的に淡い仕上がりにしたいなら、uni880でもいいかもしれません。

丁寧に色を乗せていけば、塗りムラは目立たないと思います。

 

最後に

深く考えずに着色したいと思っていながらも濃淡などをつけて塗ってしまいましたが、私が持っている塗り絵本の中では気軽に楽しめるジャンルだと思いました。

夜眠る前の15分~20分のリラックスタイムに取り入れて、少しずつ塗り進めていきたいと考えています。